株式会社メドレー 代表取締役医師 豊田剛一郎先生がご講演会「医療ヘルスケアの未来をつくる~なぜ医療×インターネットに取り組むのか~」を開催しました

 2019年7月10日(水)に未来型医療創造卓越大学院プログラム・臨床研究推進センターバイオデザイン部門 共催 第6回FM DTS融合セミナー 株式会社メドレー 代表取締役医師 豊田剛一郎先生の講演会「医療ヘルスケアの未来をつくる~なぜ医療×インターネットに取り組むのか~」を開催いたしました。
 豊田先生は、2009年に東京大学医学部医学科を卒業後、脳神経外科医として勤務され、その後、ミシガン小児病院に留学し、米国医師免許も取得されました。ところが、高齢社会や医療費の高騰、医師不足などの社会課題に対する問題意識が高まり、臨床医ではなく、社会課題を解決する医師として貢献する方向を転換されました。帰国後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにおいて製薬企業や医療機器メーカー、保険会社などヘルスケア業界の企業に対するコンサルティングに従事、2015年株式会社メドレーに参画されました。
 今回のご講演では、まず、豊田先生の医師免許を取得され、今日にいたるまでのキャリアについてお話をいただく中で、自分はどういった課題を解決したいのか、といったことをどのように決められたのか、そして多くのやりたいこと、やれるかもしれないことの中から、なぜインターネットを活用して医療が関わる社会課題の解決へのチャレンジに参画したのかをお話しいただきました。
 そして現在、株式会社メドレーの代表取締役医師として、今後の展望、医療×インターネットを通じてつくるあたらしい世界観についてお話いただきました。
 学内をはじめ、企業・官公庁関係者の方々等、100名を超える方々にご参加いただき、豊田先生の熱いメッセージを受けて、満席の会場では、医師免許を持ちながら歩む新しい働き方、そして、医療×インターネットがつくる新しいヘルスケアについて、活発な質疑応答・意見交換が行われました。豊田剛一郎先生、ご講演ありがとうございました。

株式会社メドレー 代表取締役医師
豊田剛一郎氏

バイオデザイン部門・
デジタルヘルステストラボにて