主催

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令和3年度 AMED次世代医療機器
連携拠点整備等事業シンポジウム

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昨年から続くコロナ禍により、医療を取り巻く環境変化は加速しつつある。

遠隔診療やアプリを使った⾏動変容のサポートなどデジタル技術等を活⽤した健康・医療ソリューションの進展は⽬覚ましく、またヘルステックという分野まで視点を広げるとこの市場は⼤きく拡⼤しつつあり、多くの企業にビジネスチャンスが訪れている状態である。

⼀⽅、VUCA(volatility, uncertainty, complexity, ambiguity)つまり視界不良時代となって久しいことから、欧⽶の先⾏モデルを価格、リードタイム、性能でしのげば成功できるといった従来のビジネスモデルは通じなくなっており、この先のメガトレンドも想像しながら「解決すべき課題はなにか」を判断するデザイン思考が重要となってきている。

本シンポジウムではこのような背景のもと、従来から医療機器事業を進めている企業に加えてデジタルヘルスに関わる企業や、これまで医療とは異なる分野で事業を進めてきた企業の皆さまに、他業種から医療に参⼊した企業のビジネスモデルチェンジの例や、UXデザインなど顧客中⼼での開発のスキルセットなどについて紹介し、事例をマネするのではなく事例から学んでアナロジーをとり創造的にモデルチェンジするためのヒントを得ていただけるよう、以下の講演とパネルディスカッションを予定している。

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PROGRAM プログラム

10:00〜
開会挨拶
鈴木 由香
(東北大学病院臨床研究推進センター 国際部門)
午前の部

他業種から医療に参入した企業のビジネスモデルチェンジ例

他業種から医療に参入した企業のビジネスモデルチェンジ例

10:05〜10:45
講演1 30分 質疑応答10分

ZOZOSUIT 2 -
計測テクノロジーと医療分野での活用に向けた取り組み

〈 講師 〉
山田 貴康氏
(株式会社ZOZO 計測事業本部 計測事業部 本部長)

PROFILE ▶
10:45〜11:25
講演2 30分 質疑応答10分

リーガルテック事業からライフサイエンス事業へ発展と挑戦

〈 講師 〉
守本 正宏氏
(株式会社FRONTEO 代表取締役社長/最高経営責任者 CEO)

PROFILE ▶
11:30〜12:00
パネルディスカッション① 30分

「ビジネスモデルチェンジに必要なこと」

〈 パネルディスカッションモデレーター 〉
 池野 文昭氏
(スタンフォード大学バイオデザインプログラム ディレクター)

〈 パネリスト 〉
 山田 貴康氏
(株式会社ZOZO)
 守本 正宏氏
(株式会社FRONTEO)
 池田 浩治 
(東北大学病院臨床研究推進センター 開発推進部門)
 中川 敦寛 
(東北大学病院臨床研究推進センター バイオデザイン部門)

PROFILE ▶

映像を配信

12:00〜12:45

「東北大学が提供する医療機器開発支援と人材育成の取り組み」

●臨床研究推進センター 
●アカデミック・サイエンス・ユニット 
●オープン・ベッド・ラボ
●臨床研究推進センター 東京分室 
●東北大学ナレッジキャスト株式会社 
●人材育成講座

CRIETO 池田 浩治
ASU 中川 敦寛
OBL 中川 敦寛
東京分室 鈴木 由香
TUKC 鈴木 友人
人材育成講座 池田 浩治

午後の部

医療ビジネス参入におけるスキルセットについて(スキルセット/マインドセット)

医療ビジネス参入におけるスキルセットについて
(スキルセット/マインドセット)

12:45〜13:25
講演3 30分 質疑応答10分

ヘルスケアサービスつくりに求められるスキルセット
ー スマートフォンアプリ開発の視点から ー

〈 講師 〉
島田 明恵氏
(株式会社FiNC Technologies 執行役員 CWO
インタラクティブ・コミュニケーション事業本部長)

PROFILE ▶
13:25〜14:05
講演4 30分 質疑応答10分

医療機器開発におけるユーザー・エクスペリエンス・デザイン

〈 講師 〉
安原 七重氏
(株式会社ジャイロ 取締役/ディレクター/デザイナー)

PROFILE ▶
14:10〜14:40
パネルディスカッション② 30分

「UXデザインをどう進めるか?」

〈 パネルディスカッションモデレーター 〉
 池野 文昭氏
(スタンフォード大学 バイオデザインプログラム ディレクター)

〈 パネリスト 〉
 島田 明恵氏・村上 真氏
(株式会社FiNC Technologies)
 安原 七重氏
(株式会社ジャイロ)
 池田 浩治
(東北大学病院臨床研究推進センター 開発推進部門)
 中川 敦寛
(東北大学病院臨床研究推進センター バイオデザイン部門)

14:40〜14:55

総括

妙中 義之
(国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 名誉所員 本事業プログラムスーパーバイザー)

14:55〜15:00
閉会挨拶
池田 浩治
(東北大学病院臨床研究推進センター 開発推進部門)
PROFILE

講 師 

山田 貴康 氏

株式会社ZOZO
計測事業本部 計測事業部
本部長

某大手 EC サイト運営会社にてエンジニアリング、サービス企画を担当。その後自ら立ち上げた会社での事業運営を経て、2017 年に ZOZO に入社。これまで「ZOZOSUIT」プロジェクトの立ち上げや、海外での事業展開などを担当。現在は「ZOZOSUIT 2」「ZOZOGLASS」など、ZOZOの計測プロジェクトの責任者として活躍中。

某大手 EC サイト運営会社にてエンジニアリング、サービス企画を担当。その後自ら立ち上げた会社での事業運営を経て、2017 年に ZOZO に入社。これまで「ZOZOSUIT」プロジェクトの立ち上げや、海外での事業展開などを担当。現在は「ZOZOSUIT 2」「ZOZOGLASS」など、ZOZOの計測プロジェクトの責任者として活躍中。

守本 正宏 氏

株式会社FRONTEO
代表取締役社長

1966年、大阪府生まれ。1989年に防衛大学校卒業後、海上自衛隊の護衛艦で勤務。退官後、半導体製造装置メーカーのアプライドマテリアルズジャパン株式会社を経て、2003年にUBIC(現FRONTEO)を設立。グローバル企業の国際訴訟対策をビッグデータ解析の技術で支援し、また、自然言語処理と人工知能の研究成果を応用した人工知能エンジン「KIBIT」(キビット)の開発・実用化を推進。2007年には東証マザーズ上場、2013年には米国NASDAQ上場*を果たし、事業分野を創業事業であるフォレンジック調査、国際訴訟支援から、ビジネスインテリジェンス、ヘルスケアへと拡大。後に、ヘルスケア・インダストリーに特化した人工知能「Concept Encoder」(自然言語処理技術の形態素解析のうち「単語と文書のベクトル化」を用いてテキストの特徴を数値化する人工知能)を自社開発(2018年5月リリース)。現在では、FRONTEOグループCEOとして、KIBITとConcept Encoderという2つのAIを軸に、金融、知財、人事、医療、経済安全保障分野など様々な分野での事業展開を牽引している。公認不正検査士(CFE)、NPO法人デジタル・フォレンジック研究会理事、警察政策学会会員。※2020年2月に上場廃止

1966年、大阪府生まれ。1989年に防衛大学校卒業後、海上自衛隊の護衛艦で勤務。退官後、半導体製造装置メーカーのアプライドマテリアルズジャパン株式会社を経て、2003年にUBIC(現FRONTEO)を設立。グローバル企業の国際訴訟対策をビッグデータ解析の技術で支援し、また、自然言語処理と人工知能の研究成果を応用した人工知能エンジン「KIBIT」(キビット)の開発・実用化を推進。2007年には東証マザーズ上場、2013年には米国NASDAQ上場*を果たし、事業分野を創業事業であるフォレンジック調査、国際訴訟支援から、ビジネスインテリジェンス、ヘルスケアへと拡大。後に、ヘルスケア・インダストリーに特化した人工知能「Concept Encoder」(自然言語処理技術の形態素解析のうち「単語と文書のベクトル化」を用いてテキストの特徴を数値化する人工知能)を自社開発(2018年5月リリース)。現在では、FRONTEOグループCEOとして、KIBITとConcept Encoderという2つのAIを軸に、金融、知財、人事、医療、経済安全保障分野など様々な分野での事業展開を牽引している。公認不正検査士(CFE)、NPO法人デジタル・フォレンジック研究会理事、警察政策学会会員。
※2020年2月に上場廃止

島田 明恵 氏

株式会社FiNC Technologies
執行役員 CWO
インタラクティブ・コミュニケーション事業本部長

同志社大学卒業後、讀賣テレビ放送株式会社に入社。
スポーツや料理番組を中心に幅広くメディア事業に携わる。
2001年より、LVMHグループにて顧客管理や富裕層マーケティング等に従事、営業責任者を歴任。特に富裕層ビジネスにおいては圧倒的な経験を有する。
2014年、様々な資格講座を運営するフードディスカバリー株式会社の取締役COOに着任。
2016年、FiNCに参画。2019年より執行役員に就任し現在はインタラクティブ・コミュニケーション事業本部の本部長として主にマネジメントをはじめ広告事業、大型アライアンスなど様々な新規事業を推進。立教大学の兼任講師を務め、慶応大学教授との共著論文発表するなど教育分野での活動も多数。

同志社大学卒業後、讀賣テレビ放送株式会社に入社。
スポーツや料理番組を中心に幅広くメディア事業に携わる。
2001年より、LVMHグループにて顧客管理や富裕層マーケティング等に従事、営業責任者を歴任。特に富裕層ビジネスにおいては圧倒的な経験を有する。
2014年、様々な資格講座を運営するフードディスカバリー株式会社の取締役COOに着任。
2016年、FiNCに参画。2019年より執行役員に就任し現在はインタラクティブ・コミュニケーション事業本部の本部長として主にマネジメントをはじめ広告事業、大型アライアンスなど様々な新規事業を推進。立教大学の兼任講師を務め、慶応大学教授との共著論文発表するなど教育分野での活動も多数。

安原 七重 氏

株式会社ジャイロ
取締役

武蔵野美術大学卒業。パリ国立高等美術学校留学。
武蔵野美術大学研究室を経て、ソニー株式会社入社。製品・ソフトウェア企画やUIデザインを担当。ジャイロでは、デジタル教育コンテンツやアプリ制作・医療機器UI/UXデザインを多数手がける。大阪大学 国際医工情報センターメディカルデバイスデザインコース修了。
東洋大学非常勤講師、武蔵野美術大学特別講師。日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)会員。

武蔵野美術大学卒業。パリ国立高等美術学校留学。
武蔵野美術大学研究室を経て、ソニー株式会社入社。製品・ソフトウェア企画やUIデザインを担当。ジャイロでは、デジタル教育コンテンツやアプリ制作・医療機器UI/UXデザインを多数手がける。大阪大学 国際医工情報センターメディカルデバイスデザインコース修了。
東洋大学非常勤講師、武蔵野美術大学特別講師。日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)会員。

パネルディスカッションモデレーター

池野 文昭 氏

スタンフォード大学
バイオデザインプログラム
ディレクター

自治医科大学卒業後、9年間、僻地医療を含む地域医療に携わり、日本の医療現場の課題、超高齢化地域での医療を体感。
2001年から スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、フィールドを出口戦略の方にシフトしながら、以後、シリコンバレーを中心に、200社を超える米国医療機器ベンチャーの研究開発、動物実験、臨床試験等に関与している。

自治医科大学卒業後、9年間、僻地医療を含む地域医療に携わり、日本の医療現場の課題、超高齢化地域での医療を体感。
2001年から スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、フィールドを出口戦略の方にシフトしながら、以後、シリコンバレーを中心に、200社を超える米国医療機器ベンチャーの研究開発、動物実験、臨床試験等に関与している。

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